●はじめに矢木さんから面白い(でもちょっと高度な)質問をいただいたので
回答してみました。RACのアーキテクチャの記事も良いので、もしよければ見てみてください。
Oracle雑学は、最後のパートです。
●どうやればエキスパートになれるのか?若手から
「どうすればエキスパートになれるか?」という趣旨の質問を忘年会でもらったので、今回はそれを書いてみたいと思います。
タイトルにある「情報」というのは、コンピュータの扱う情報(データ)のことではありません。人から人へ伝わる情報のことです。
「情報は出す人のところに集まる」という習性があるという話です。それを生かして、どうやったら初心者がエキスパートや第一人者になるのか・・・を少し説明します。
プロフィールのところにも書いていますが、元々、私は人事に所属していました。当時は数百人という新卒を教えていました。彼ら彼女らのその後もある程度把握しています。また自分自身も、新卒からいきなり人事所属の先生へ。その後コンサルへというチャレンジをしていますので、この分野についてはある程度のノウハウを持っているつもりです。
まず、一番お勧めしないのが、ひたすら読んで丸暗記です。人は忘れる生き物です。新人研修でも丸暗記させたものは、その後、仕事であまり役に立っていませんでしたね。例外は文法でしょうか。SQLの文法は丸暗記(というか、ひたすら実践)が効果的でした。
覚えるためには、「使う」ことが必要です。テストを受けることで、「知識を使う」こともできますが、どうしても本業や仕事で使うことと比べると、劣ってしまいます。
私の場合は、コンサルとして、他のコンサルに情報を出します。そうすると、次から次への同様のテーマの情報が集まったり、質問が集まります。すると、自然と第一人者になるという方法です。これが、「情報は出す人のところに集まる」という習性です。
でも、ここで初心者にはジレンマが待っています。知識を持っていない、仕事で使う機会がない、情報を出す機会がない、知識が手に入らない、座学する程度・・・の悪循環です。
そういう人には、まず
「宣言する」ことをお勧めします。
「私はXXの達人(エキスパート)です」と宣言してしまうのです。すると、質問が集まります。その質問を調べてでも良いので答えます。そうやっていくとあら不思議、いつのまにか第一人者・エキスパートになれるんです。そうやって、私は、Oracleコンサルの中で「OS、ストレージ、ネットワーク」に詳しい人という地位を築いてきました。
質問を受けたり、知識を使ったりする機会が無いという方は、まずアウトプットの場を作ることをお勧めします。メーリングリストでも、良いドキュメントをどこかのサイトにアップするでも、ブログに記事を書くでも、なんでも良いと思います。
#皆さんも気がついたと思いますが、このブログにはこういう目的もあります^^;
アウトプットを意識することは勉強の効率が上がることも意味します。期限が切られているとさらにグッドです。
さて、ついやってしまいがちな知識の身につけ方が、「できるだけ早く勉強を始めてしまうこと」です。早く始めるのは当たり前、と思うかもしれませんが、これは違うと思います。
CCPMの書籍の中でも書かれているように、できるだけ遅く始めた方が良いと思います。早く始めると使うことには忘れてしまうんですね。効果が薄れます。「学ぶ&使う」の原則を考えると、
できるだけ遅く学び始めるのがベストです。
まとめると、
「情報を出すことで、逆に学ぶ」
「初心者は、XXXのエキスパートだと宣言する」
「アウトプットを用意する・アウトプットを意識して学ぶ」
「使う直前に学ぶ(できるだけ遅く学ぶ)」です。
●Oracle雑学なんか、インフラやDBから離れているよな・・と思ったので、ちょっと雑学です。
データベースの語源は?
データ(data)の基地(base)というのが1つの説です。軍事絡みだったとか。
Oracleの有名なユーザーIDである
scott/tiger の由来は? 実は、scottさんは昔々のOracleの開発者です。で、その方が飼っていたネコが tiger という説が最有力です。scott/tigerを本番データベースのユーザーIDに使っているシステムがあるとかないとか・・・