研修や学習を仕事に生かす方法と、その練習について データベースコンサルタントのノウハウちょい見せ

Oracle RDBMSなどのオラクル製品や各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります

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研修や学習を仕事に生かす方法と、その練習について

研修や学習って、なかなか身につかないですよね。また、身についたノウハウを効率的に伝えることって難しいですよね。

多くの人は次の図のようになっていると私は思っています。

学習と実践の図1

残念ながら、研修や本で読んだことを、知識は知識としてそのままにしていると思います。研修で学んだことや本で読んだことをどれくらい実践したことがありますか? ほとんどの人は使っていませんよね? 日々の仕事は改善されず、せっかくおぼえた知識も忘れられていきます。

では、どうあるべきなのでしょうか。私は次のように考えています。

学習と実践の図2

知識の世界と実践の世界をぐるぐると回るイメージです。これは私が人事で先生をしていたことも影響しています。どう教えて現場で生かしてもらうか、どう研修の内容を作るか常に頭を働かせていたからです。

次に練習方法です。アウトプットを出す練習がお勧めです。その際、期限を設けるのを忘れないでください。これを繰り返せば、アウトプットに活かせるようになります。それと、先生をやりましょう。特に、すでにあるテキストを使わずに自分で内容をとりまとめて発表するのがお勧めです。その際、ものすごく頭を使うと思います。これが本質をつかむ練習となります。

学習と実践の図3

この理論の世界(教育の世界)と、実践の世界(いわゆる現場)をいったりきたり、知識をぐるぐる回せるのが、私の持つ最大のスキルだと思っています(コアスキルですね)。人事の先生になって得られた、仕事が与えてくれたギフトですね。感謝しています。

ITエンジニアは、高度なスキルが求められますし、学習や研修も多いと思います。このような”生かし方”を練習して、自分の身につけるようにしてみてはいかがでしょうか?

何百人ものエンジニアを育てた、先生からのお勧めでした。
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[ 2009/08/19 23:10 ] スキル強化・教育 | TB(0) | CM(3)
なるほど~~~
たしかにプログラミングをいくら本で勉強してもすぐに忘れますしね(笑)

その一方で,既に確立された事象を勉強して学ぶことは
知識の世界と実践の世界をぐるぐる回すことで解決されるとして,
確立されていない物事を,あるいは問題の分析をする
力をつけるにはどうしたらいいかなー,なんて思います.
[ 2009/08/20 21:19 ] [ 編集 ]
> 確立されていない物事を,あるいは問題の分析をする
> 力をつけるにはどうしたらいいかなー,なんて思います.

それでは、次回もしくは次々回は、このネタとしたいと思います。
コンサルとしての分析方法、新理論の構築方法(我流ですけど)の紹介です。
お楽しみに!!
[ 2009/08/20 22:49 ] [ 編集 ]
> > 確立されていない物事を,あるいは問題の分析をする
> > 力をつけるにはどうしたらいいかなー,なんて思います.
>
> それでは、次回もしくは次々回は、このネタとしたいと思います。
> コンサルとしての分析方法、新理論の構築方法(我流ですけど)の紹介です。
> お楽しみに!!

書いてみました。
「問題の分析や確立されていない物事の分析」です。
http://odakeiji.blog33.fc2.com/blog-entry-126.html
楽しんでいただければと思います。

ネタにつながるコメントありがとうございました!
またコメントください。
[ 2009/08/27 09:50 ] [ 編集 ]
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プロフィール

odakeiji

Author:odakeiji
小田圭二 日本オラクルのテクノロジーソリューションコンサルティング統括本部においてデータベースのコンサルタントをしている。今までのキャリアでは、社内教育部隊で、データベースやOS、ネットワークを教える経験を5年ほど積んだり、コンサル部門で主にDB(インフラ含む)のコンサルを10年程度経験した。また、コンサルタントとして、主に大規模ミッションクリティカルシステムを担当。社内では”火消し”とも呼ばれ、システムトラブルの火消しをいくつも担当していたこともある。
ポリシーは、「OracleもOS上で動くアプリケーションにすぎない。だから、OS、ストレージ、ネットワークを学ぶべき。アーキテクチャから考えろ」。
スキル面の興味は、アーキテクチャ、DBA、インフラ技術、教育、コンサル手法など。
本ブログのポリシーは「週に1回、DBAやインフラ担当者の役に立つ記事を書きたい」です(守れるだけ、守りたい・・・・)
なお、本ブログにおいて示されている見解は、私自身の見解であって、オラクルの見解を必ずしも反映したものではありません。ご了承ください。

私の主な著書の紹介です。もしよかったら、お役立てください。他にもオライリーなどがあります

●「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク データベースはこう使っている」小田圭二 著
私のポリシーである”DBMSもOSの動くアプリケーションに過ぎない”に基づいて、OSとDBMSの関係、ストレージとDBMSの関係、ネットワークとDBMSの関係、を解説した珍しい書籍です。DBを学んでひと段落したら、DB使いもインフラ全体を意識しなければなりませんが、そのような人にお勧めです。企業ユーザー向けのIT本としては、2008年度翔泳社No1だとか(最後は出版社談)。

●「絵で見てわかるOracleの仕組み」 小田圭二 著
教育に携わる者としての私の思い「丸暗記するな。アーキテクチャを知るべき。絵で説明すべき」を具体化した、Oracleの入門書です。Oracle初心者向きですが、Oracleの基礎となる部分の動きを解説しているため、バージョンに依存せずに何年先でも使えます。逆に、本書の内容を理解せずに、ひたすら丸暗記すると応用力が身につきません。この本を読むだけで何かできるようになるわけではありませんが、アーキテクチャを身につけて、本当の技術力を身につける第一歩として欲しいと思っています。

●「44のアンチパターンに学ぶDBシステム」 小田圭二 著
本書は、企業のDBシステムの設計/構築から運用管理、プロジェクト管理までの各フェーズにおけるトラブル(失敗)事例について、アンチパターン(べからず集)とその回避策/防止策として解説するものです。チェックリストとして使っていただいても構いません。分かっていてもアンチパターンは避けられないことも多いものです(政治とか)。そういう方には、同じ仲間は多いのだなと再認識していただくための一服の清涼剤としていただければと思います。

●「門外不出のOracle現場ワザ」 小田圭二 他 著
一番最初に出た本です。結構とがった内容を扱っています。
・パフォーマンス分析の考え方(私の担当)
・性能テストや障害テストの仕方、設計の注意点(主に私が執筆)
・コストベースオプティマイザ(10gベース)のアーキテクチャ
・コネクションプーリング
最新のOracleの内容は含んでいませんが、今でも性能の考え方やオプティマイザの考え方は使えるはずです。オプティマイザをここまで解説している本を私は知りません。

●「続・門外不出のOracle現場ワザ」 小田圭二 他 著
「続」の名前の通り、次に出た本です。ちょっと尖り過ぎたかもしれません^^; でも本当に使う内容を選んだつもりです。一流になりたい・他の人と差をつけたい人にお勧めでしょうか。
・性能の良いSQLの書き方
・文字化けの仕組み
・障害(特に性能やハング)の分析・対応方法(私が執筆)
・障害をリアルタイムに分析・対処する方法(私が執筆)
・オプティマイザの使い方ノウハウ
・アップグレードのノウハウ

●「データベース」小田圭二 他 著
私にしては堅い本です。なんせ、共同執筆者が大御所の國友義久先生です。階層型DBMS、ネットワーク型DBMS、リレーショナル型DBMS、XMLDBMS、OO(オブジェクト指向)DBMS、DBMSの持つ機能、DBMSのセキュリティ、データベースの著作権、監査、モデリング、正規化といった内容を網羅しており、深い記述は無いものの、DB技術全体を抑えるのに向いている一冊です。ある程度技術力がついたエンジニアの方が、DB全体を振り返りたい(勉強したい)というときの最初の1冊としてお勧めです。



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