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データベースコンサルタントのノウハウちょい見せ

各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります

「軸となる人」それと「ぶれない方針」

仕事やプロジェクトがうまく回らないとき、どう思いますか。それほど多くのプロジェクトを見てきたわけではありませんが、結局、「軸となる人」が必要なのだと思います

「この人に調整を頼む。その代り、私たちはその人の決定についていく」、そういう軸がないとプロジェクトって効率よく回りませんよね。そして、そのような人が出す「ぶれない方針」がどれだけ、現場の効率をアップさせるか、それをいくつか見てきました。

ある人が”軸”となるだけでは、その人が調整するまで現場は動きません。しかし、「ぶれない方針」があると、末端の人たちも、その方針に従って、自分たちで判断することができるのです。でも、これが朝令暮改の方針だったりすると大変です。「その方針についていくことが意味無いじゃん」と思って、現場が軽視してしまい、動かなかったりします(これはよくみられます)。

100点の詳細設計を時間をかけて作るのではなく、方針を出して進めればいいんだと思います。そして、できれば「方針だけはぶれないよう」にします。多少インプリやテストが大変でもぶれない。大きなプロジェクトになればなるほど、舵を切ってから船が動くまで(つまり末端メンバーが動くまで)時間がかかりますから。

PMの方には、「ぶれない方針」を出してもらえるとうれしいです。「ぶれない方針を出す”覚悟”」が必要のようです。僕が見た範囲で、一流のPMはこの”覚悟”や”度胸”があったように思います。僕はプロジェクトは人間修業だと思ってます。僕も精進します。はい。
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  1. 2009/06/21(日) 23:08:07|
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