データベースコンサルタントのノウハウちょい見せ

Oracle RDBMSなどのオラクル製品や各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります

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OOWに来ませんか? まだまだ面白いセッションもありますし、きっと私にも会えますよ。

迷惑メールのようなタイトルですが、怪しい話ではありません^^;

●実は、私もOOWに出没しようと思っています

DBマガジンにも書きましたが、4月22日から24日のOOW Tokyoに私も参加しようと思っています。今回は講演はしませんが、Oracleのエンジニアの皆さんと交流したいので、自由にトークできるようにしようと思っています。

「OTNラウンジ」という場所が設けられ、そこでは自由にコミュニケーションができるそうなので、私もそこにいることにしました(DBマガジンでは「コンサルセンター」と書きましたが、場所は変更しました)。いつOTNラウンジに居るかは、このブログで公開しようと思っています。DBマガジンの記事や書籍や何やらで聞いてみたいことや雑談してみたいことがありましたら、来てみてください。

OTNラウンジでは、「アンカンファレンス」という相互コミュニケーションのイベントが多く開かれるそうです。これらも面白そうです。「1TBのデータベースは2時間以内で移行できるのか!?」を試してみた結果とか、「Oracle Database 11g:SQL チューニングワークショップ (ミニセッション版)」等々。URLはこちら。
http://wiki.oracle.com/page/Unconference+in+OTN+Lounge(Oracle+OpenWorld+Tokyo+2009)

●面白そうなセッション

私の好みでDB使いやインフラ担当の皆様に面白そうなものをピックアップしてみました。参考にしてもらえれば幸いです。なお、お申し込みは自己責任でお願いします。

SS01-03 オラクルCIOが語る「次世代データセンター構築によるグリーンIT化とコスト削減の実践」。
よく事例として取り上げられるオラクルの大規模なデータセンターの話です。同時通訳もあるのでご心配なく。

SS01-02 より高い事業継続性をより低コストで実現!! Oracle Maximum Availability Architecture
「Oracle Maximum Availability Architecture」とは、あまり知られていませんが、Oracle推奨の「止めないためのシステム構成」です。ご興味のある方はどうぞ。こちらも同時通訳があるのでご心配なく。

SS02-95 オラクル・モダナイゼーションの事例からシステムの進化を分析する
ここでいう「モダナイゼーション」とは、メインフレームからのオープン化のことです。オープン化に取り組もうとしている皆様、聞いてみてください。

SS03-112  1TB以上のDB運用企業向け特別講演「Oracleデータベース開発責任者が語る最新開発計画」
開発計画責任者が、最新開発計画を語ってくれるそうです。いったい、どんな内容が語られるのでしょう? 私も興味深々です。同時通訳ありです。

SS03-163  コスト効率が劇的に変わる!オラクルで実現するマスターデータ統合
皆さん、マスターデータの管理では困っていませんか? そんな方はこちらを聞いてみてはいかがでしょうか?

SS01-46  Oracle Database 11g:データ圧縮による性能向上とストレージコストの削減ここで紹介するOracleのデータ圧縮は、一般的にかなり効くと私は聞いています。ストレージの空きがなくてお困りの方は聞いてみてはいかがでしょうか?

SS03-167 いまさら聞けない!? Oracleデータベース入門
紹介文を読むと、初心者向けのOracle紹介(含む内部動作紹介)だそうです。興味のある方はどうぞ。


●お申し込みは。。。。

OOWの無料事前登録はこちら( http://www.oracle.co.jp/openworld/2009/register/registration.html )。なお、登録の際に招待コードという番号を入力するのですが、そこには 729 と入れていただければと思います。

P.S. 皆様のおかげで以前、私が紹介したコンサルの事例のセミナー(2つ)は早々に満員になりました。ありがとうございました!!

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[ 2009/03/29 23:02 ] 雑談 | TB(0) | CM(0)

SSDに関して、DB使いに役立つコメントをいただきました


SSDとDBMSでコメントを2ついただきました。価値ある情報だと思うので、ブログ上でも取り上げさせてもらいます。

yahondaさんからいただきました。OracleとSSDの本があるそうです(洋書)。私も知りませんでした。
Oracle RAC & Grid Tuning With Solid State Disk: Expert Secrets For High Performance Clustered Grid Computing (Oracle in-Focus Series)

もう1つは、なんとMySQLとSSDの性能検証の結果です。素晴らしいです。SSD速いです。見てみる価値大です。SH2さん、ありがとうございます!
http://d.hatena.ne.jp/sh2/20090325
次は、誰かOracleとSSDで検証やってくれないかなー!
[ 2009/03/27 20:40 ] アーキテクチャ | TB(0) | CM(0)

SSD(半導体ディスク)の商用活用の記事

以前ブログに載せたSSD(シリコンステートディスク)の話では、いろいろな人からメールやら連絡をいただきました。SSDはとても期待されているなと感じました。とはいえ、まだまだPC自作ユーザーのものという印象が強いと思います。

さて、商用で使えるSSDのニュースを、Sun Microが数日前に発表しました。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090312/326416/

このSSDは、ストレージだけでなく、APサーバー(ブレード)にも載せられるようです。「HDDに比べ最大65倍の応答速度,最大8倍のデータ転送速度を達成した」そうです。mySQLなどもOKだそうですね。

「SSD採用でアプリケーションがどの程度高速化するか調べられるソフトウエア・ツール」も提供と書いてあります。基本的にディスクアクセスしているアプリケーションでないとSSDの効果がないと思うので、そういう意味では、I/OをがりがりしているDBMSがターゲットなんでしょうか・・・

誰か試してもらいたいところです。それと世の中の誰か(できれば日本の会社を希望)がベンチャーとしてSSDを使った製品を出してもらいたいところです。

以前のSSDの記事はこちら 「SSD(半導体ディスク)とDBMS

[ 2009/03/25 23:03 ] アーキテクチャ | TB(0) | CM(4)

DBマガジン5月号に私の書いた特集が載ってます。

つい先日発売になった5月号の特集2「15のアンチパターンに学ぶDBシステムの設計と開発」を執筆しました。

今回もアンチパターンなので、ダメ事例、失敗設計の話がいっぱい載ってます。良い意味で楽しんでいただければと思います。

15のアンチパターンは次のとおりです。
・データの分身の術・・・どれが本物?
・OLTPなのにSQLが重い
・DB連携地獄
・DATE型の意識統一不足(時分秒など)
・トランザクションスコープが不適切
・なんでもかんでもリアルタイム集計
・バインド変数を使っていないSQL
・不適切なリトライの仕組み
・バッチにおいて適切に処理を分割していない
・バッチがリラン(再実行)できない
・再利用しない(コネクションなど)
・リソースのバランスが悪い
・詰まると接続が増えるアーキテクチャ
・引きずられるアーキテクチャ
・足元おろそか

以前、ブログでもネタを募集しましたが、そのネタがこの特集に生かされています。ずぼらんさん、discusさん、矢木さん、およよさん、といったネタを投稿してくれた方も、そうでない方も読んでみていただければと思います。感想はブログへのコメントでもかまいませんし、懸賞があたると噂(※)の読者ハガキでも構いません。筆者は単純なので、おだてられると、次を書く元気が湧いてきます。
※DBマガジンは懸賞が当たりやすいそうですよ。皆さん、ぜひ。

P.S. 次回はDBシステムの”開発の進め方”や”プロマネ”のアンチパターンにしようかと思っています。

[ 2009/03/22 23:17 ] 雑談 | TB(0) | CM(6)

書籍は読み手の実力によって、読み取れることが異なる

皆さん、読書は好きですか? どれくらい本から情報を得ていると感じていますか?
本の持つ内容の90%でしょうか。
いやいや50%でしょうか。
筆者としての感覚は、どんな人でも10%未満です

これにはいくつかカラクリがあります。

まず時間が経つと忘れます。読んでいる最中は覚えていても、1週間後はどうでしょうか? 1か月後はどうでしょうか? 1年後なんて本の概要すら思い出せないのではないでしょうか?

また、良いことが書いてあっても、実践まで移す人は圧倒的に少ないです。あるとき、雑誌に、ツールや動画を付けて配ったことがありますが、見事に使ってくれなかったです。皆さん、雑誌を読んで終りにするんですね。この「読むだけの記事から卒業」という壁は意外と高いです。書く側として、常に気になるところです。

読み手の前提知識が不足しているケースもあります。前提知識が不足していると、どうしても内容が頭に入ってきません。字面のみを追うことになります。これは初心者にありがちです。

読めるんだけど、「記述の重要性」に気づけないというケースもあります。若手に私の本を読んでもらい、ディスカッションしてもらったことがあるのですが、ディスカッションにおいて「そういう深い意味がこの文章にあるんですか?」というコメントが若手からでてきました。書き手が伝えようとしていることの10%程度を読み取れれば良い方だと思います。

このような事情により、「書いたものの伝わらない」ということが往々に起こります。対策としてお勧めなのは「ゼミ形式で勉強、発表をする」ことです。嫌でも行間を読んだり、深く考えたりする必要が出てくることと、自分が発表することにより記憶が残るためです。

●傍証(ぼうしょう)とまとめ

もうひとつ。出版の世界では、初心者向けの本を買った人が、同テーマの初心者向けの本を買う候補者であると言われます。実際、アマゾンで初心者向けの本を買ったあとに、アマゾンからお勧めとして出てくる本は、同じ分野の初心者向けの本ですよね^^; まあ、アマゾンのマーケティングは優れているってことです。

さて、自分が成長したなあと思ったら、以前読んだ本を読んでみることをお勧めします。以前は注目しなかったような箇所で「へえ、そうなんだ。昔は気付かなかったなあ。今だから読み取れた!」が出てくるはずです。
[ 2009/03/18 23:58 ] スキル強化・教育 | TB(0) | CM(2)

見積もりにおける前提は無視されるものである、概算は概算ではない。

※今日の内容は、SIerで見積もりをする人からは当たり前の話だと思います。
 そういう人は笑って読み流してもらえればと思います。

フェーズドアプローチの開発のため、将来の開発費が読めないプロジェクトは多いと思います。また、要件定義をしていない状態で、「予算申請のため、いくらかかるか教えてくれ」とユーザーから言われるSIerも多いですよね。

言われたSIerは、いったん断ったり、前提つきで見積ったり、「概算(もしくは超概算)です。見積もりじゃないですからね」と言って、数字を出したりすると思います。
#何ページあるんだ!?という前提付きの見積書を見たこともあります^^

で、エンドユーザー側が予算申請するわけですが、その数値が堂々と使われます。しかも、前提は削除されます。あとは、よくある「数字が独り歩き」です。

SIerが受注した後、前提と異なることが発覚し、「もっとお金くれ」と言っても、すでに予算は決まっています。お金は出ません。ということで、前提が意味をなしていない現場をよく見ます(弊社のことを言っているわけではありません。技術アドバイスのコンサルをしているので、いろんな現場でいろんな会社の提案を見ることができるんです。念のため)。

範囲を限定しておいた場合に、唯一効果がある気がするのが、ニッチもさっちもいかなくなったあと、すぐに「どこを削るか?」という議論をスタートしやすい点でしょうか。
その議論でも「業務が回らないから、これは削れない」という声には、なかなか勝てないわけで・・・

こうやって、SIerのリスク対策は無効化されていくんですよね。結局、リスク対策って何をすれば良いんでしょうね。悪い客筋とつき合わないことくらいなんでしょうか。
#今回はオチはありません。あしからず・・・

人事異動やシステム刷新の意外な福音

「人事異動で担当を外れるとか、システムを刷新します」と聞くと可哀そうにとか、大変だなあと思いますが、その裏で救われる人も居たりします。今日はそんな話です。

システムを新規/追加開発したり、保守を続けたり、同じ部署で長く仕事をしていると、”荷物”が増えてきます。荷物とは、解消されない課題だったり、再現待ちのトラブルだったり、いつかやる予定のタスクだったり、簡単には実現できない約束だったり、ある人に対しての負い目だったりいろいろです。

それが、人事異動やシステム刷新で間接的にリセットされることは多いです。それが、「福音」だと思います。今、つらいという人も、いつかはリセットされると思います。がんばってください。

●でも、情シス側は・・・

去る側は、リセットされて気持ちが軽くなりますが、つらいのは情シス側だったりします。

ある情シスのPMから「情シスに居て何が一番つらいか分かるか。ベンダーが一人去り、二人去り、ぽつんと自分一人残されるのがもっともつらいんだ」と酒の席で聞いたことがあります。課題や約束が残るだけでなく、仲間が去っていくという辛さがあるんですね。私はベンダー側ですが、この話は強烈に覚えていますね。
[ 2009/03/11 23:06 ] 雑談 | TB(0) | CM(0)

開発したシステムをパッケージソフト化して売ろう・・・という話の良くある顛末

苦労してお客様のために開発したシステム、その打ち上げのタイミングで話題に上る(もしくは上層部からアイデアが出る)のが、「このシステムをパッケージ化して他社に持って行こう。そして元を取るのだ!」だと思います(私の偏見でしょうか・・・)

でも、でもですよ、世の中はそんなに甘くないと思うんです。同じ業務でも、会社ごとに業務要件は相当異なります。また、システム間連携にいたっては千差万別です。ユーザーインターフェースなんて、ユーザーの好みで変わっちゃいます。それと、パラメータ設定で動作を変えるようなアプリケーションのテストって大変ですよ。このパラメータ値のときのこのテストケースといったように掛け算になるので、正直やってられません。蓋をあけてみれば、「この機能は無いの? じゃ機能追加ね」ばかりで、ほとんどスクラッチのようになります。

確かに、横展開がうまい会社も一部にはあります。でも、大抵は取らぬ狸の皮算用ですよ。転んでもタダでは起きないという考えは大事ですが、甘い計算はしちゃいけないと思います。

エンドユーザーから「うちで儲けようと思わず、うちでノウハウを身につけて、パッケージ化するなりして、他社で儲ければいいじゃないか。うちに対しては投資だよ投資」と言って、法外な値引きを暗に要求する会社もありますが、横展開はそううまくは行かないんです。ちゃんとお金を払ってくださいね!

P.S. 同様のことが、自社フレームワークや(自社)共通ライブラリにも言えると思います。素直に、世の中のものを使い捨てした方が効率が良いと思います。はい。

自社フレームワークの悲しい話については、DBマガジン2006年11月号「アーキテクトを笑え」に「あるある」とうなずける話が載っています。これから自社フレームワークなどを作る方はぜひお読みいただきたい内容です。

「門外不出のOracle現場ワザ」の「第2章 データベース管理 転ばぬ先の杖~監視/テスト編」が公開されました

今回OTNで公開されたのは、「月刊DBマガジン」掲載後、単行本化された「門外不出のOracle現場ワザ」のなかから、「第2章 データベース管理 転ばぬ先の杖~監視/テスト編」です。
http://www.oracle.com/technology/global/jp/pub/jp/db_magazine/mongai/chapter2_1.html

無料ですのでお楽しみください♪
[ 2009/03/04 23:13 ] 雑談 | TB(0) | CM(0)

Oracleマニュアルの活用方法

たまにはOracle使いらしい内容を書きたいと思います。
今回は、私や周りのコンサルタント達のOracleマニュアルの活用方法のノウハウです。

OracleのマニュアルはOTNからダウンロードできます( http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html )。

●読むとためになる・・・と噂のOracleマニュアル

まず、「概要」マニュアルは初中級のOracle使いの人が読むとためになると思います。構造や用語をこれでもかと紹介してくれています。難点は、本当の初心者は分からないだろう言葉使いをしていることです。本当の初心者は研修のテキストや市販本で補完すると良いと思います。このマニュアルに載っている言葉や概念をきちんと理解したら、かなりの力がつきます。また、このマニュアルを眺めると、自分のレベルや弱点が分かると思います。それくらい大事な言葉が網羅されています。

「パフォーマンス・チューニング・ガイド」 は、中級以上のDBAにとってためになると思います。パフォーマンスチューニングの考え方、I/Oの考え方、具体的なテクニックなど、貴重なパフォーマンスの記述が山盛りです

たしか矢木さんのコメントにもあったかと思うのですが、「管理者リファレンス for Linux and UNIX-Based Operating Systems」は良いと思います。OracleをUNIXやLinuxで快適に動作させるためのOS側の設定などが書かれています

11gの「セキュリティガイド」に、セキュリティ関連の情報が網羅的に載っています。セキュリティはこれを見れば大丈夫なはずです。


●意外な情報がいろいろ載っているマニュアル

「PLSQLパッケージ・プロシージャおよびタイプ・リファレンス」は、「へえー」と思えるパッケージがいっぱい載っているマニュアルです。少し例を挙げると、プログラムからDDLを実行するためのdbms_ddlや、通常のデータ型と比べると扱い難いLOBデータ型のためのdbms_lob、乱数のためのdbms_random、セグメントを分析するためのdbms_space、DBMSからhttp通信するためのutl_http、メールするためのutl_smtp、バイナリデータを扱うためのutl_raw、utl_tcpというものまであります。

Oracle DBがメール送信したり、httpで外部にアクセスしたりってシュールですよね♪

●日常の開発で使えるマニュアル

なんと言っても、SQLリファレンスです。SQLの構文が載っていますが、実はヒント文の一覧も載っています(場所は「OracleSQLの基本要素」-「コメント」-「ヒント」です)。

エラーは、「データベースエラーメッセージ」に載っています。

「Databaseリファレンス」は、初期化パラメータやビュー、待機イベントの説明、統計情報の説明が網羅されていて、ダウンロードして辞書代わりに使える優れものです。

なお、LOB型は特殊です。初めてLOBを使う開発者の皆さんには、アプリケーション開発者ガイドラージオブジェクトを読むことをお勧めします。

●日常の運用で使えるマニュアル

「エラーメッセージ」と「Databaseリファレンス」は必須です(理由は同上です)。

そして、「管理者ガイド」でしょう。管理者ガイドは読む気がしないくらいボリュームがありますが、いざという時には調べてみると、いろいろ書いてあります。

ぜひダウンロードしてお手元でご活用ください♪

P.S. 最近、皆様にお見せできない面白コメントもいろいろいただきます。RAMディスクの話など、ブログでは公表できませんが、楽しませていただいています。見せられない&本人にメールできないため、この場をお借りしてお礼を申し上げます♪
[ 2009/03/01 23:14 ] DBA | TB(0) | CM(1)
プロフィール

odakeiji

Author:odakeiji
小田圭二 日本オラクルのテクノロジーソリューションコンサルティング統括本部においてデータベースのコンサルタントをしている。今までのキャリアでは、社内教育部隊で、データベースやOS、ネットワークを教える経験を5年ほど積んだり、コンサル部門で主にDB(インフラ含む)のコンサルを10年程度経験した。また、コンサルタントとして、主に大規模ミッションクリティカルシステムを担当。社内では”火消し”とも呼ばれ、システムトラブルの火消しをいくつも担当していたこともある。
ポリシーは、「OracleもOS上で動くアプリケーションにすぎない。だから、OS、ストレージ、ネットワークを学ぶべき。アーキテクチャから考えろ」。
スキル面の興味は、アーキテクチャ、DBA、インフラ技術、教育、コンサル手法など。
本ブログのポリシーは「週に1回、DBAやインフラ担当者の役に立つ記事を書きたい」です(守れるだけ、守りたい・・・・)
なお、本ブログにおいて示されている見解は、私自身の見解であって、オラクルの見解を必ずしも反映したものではありません。ご了承ください。

私の主な著書の紹介です。もしよかったら、お役立てください。他にもオライリーなどがあります

●「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク データベースはこう使っている」小田圭二 著
私のポリシーである”DBMSもOSの動くアプリケーションに過ぎない”に基づいて、OSとDBMSの関係、ストレージとDBMSの関係、ネットワークとDBMSの関係、を解説した珍しい書籍です。DBを学んでひと段落したら、DB使いもインフラ全体を意識しなければなりませんが、そのような人にお勧めです。企業ユーザー向けのIT本としては、2008年度翔泳社No1だとか(最後は出版社談)。

●「絵で見てわかるOracleの仕組み」 小田圭二 著
教育に携わる者としての私の思い「丸暗記するな。アーキテクチャを知るべき。絵で説明すべき」を具体化した、Oracleの入門書です。Oracle初心者向きですが、Oracleの基礎となる部分の動きを解説しているため、バージョンに依存せずに何年先でも使えます。逆に、本書の内容を理解せずに、ひたすら丸暗記すると応用力が身につきません。この本を読むだけで何かできるようになるわけではありませんが、アーキテクチャを身につけて、本当の技術力を身につける第一歩として欲しいと思っています。

●「44のアンチパターンに学ぶDBシステム」 小田圭二 著
本書は、企業のDBシステムの設計/構築から運用管理、プロジェクト管理までの各フェーズにおけるトラブル(失敗)事例について、アンチパターン(べからず集)とその回避策/防止策として解説するものです。チェックリストとして使っていただいても構いません。分かっていてもアンチパターンは避けられないことも多いものです(政治とか)。そういう方には、同じ仲間は多いのだなと再認識していただくための一服の清涼剤としていただければと思います。

●「門外不出のOracle現場ワザ」 小田圭二 他 著
一番最初に出た本です。結構とがった内容を扱っています。
・パフォーマンス分析の考え方(私の担当)
・性能テストや障害テストの仕方、設計の注意点(主に私が執筆)
・コストベースオプティマイザ(10gベース)のアーキテクチャ
・コネクションプーリング
最新のOracleの内容は含んでいませんが、今でも性能の考え方やオプティマイザの考え方は使えるはずです。オプティマイザをここまで解説している本を私は知りません。

●「続・門外不出のOracle現場ワザ」 小田圭二 他 著
「続」の名前の通り、次に出た本です。ちょっと尖り過ぎたかもしれません^^; でも本当に使う内容を選んだつもりです。一流になりたい・他の人と差をつけたい人にお勧めでしょうか。
・性能の良いSQLの書き方
・文字化けの仕組み
・障害(特に性能やハング)の分析・対応方法(私が執筆)
・障害をリアルタイムに分析・対処する方法(私が執筆)
・オプティマイザの使い方ノウハウ
・アップグレードのノウハウ

●「データベース」小田圭二 他 著
私にしては堅い本です。なんせ、共同執筆者が大御所の國友義久先生です。階層型DBMS、ネットワーク型DBMS、リレーショナル型DBMS、XMLDBMS、OO(オブジェクト指向)DBMS、DBMSの持つ機能、DBMSのセキュリティ、データベースの著作権、監査、モデリング、正規化といった内容を網羅しており、深い記述は無いものの、DB技術全体を抑えるのに向いている一冊です。ある程度技術力がついたエンジニアの方が、DB全体を振り返りたい(勉強したい)というときの最初の1冊としてお勧めです。