コンサル手法 データベースコンサルタントのノウハウちょい見せ

Oracle RDBMSなどのオラクル製品や各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります

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問題の分析や確立されていない物事の分析

今回はコンサルのノウハウの紹介です。

矢木さんからコメントいただいた、「確立されていない物事を,あるいは問題の分析をする 力をつけるにはどうしたらいいかなー」に、できるだけ回答してみたいと思います。元先生のお勧めですが、万人共通とは言い難いので、参考程度にお考えください。

基本は、該当ブログの「現実から理論へ」の矢印がベースとなります。つまり現実の複雑さの中から、どう本質やアーキテクチャや理論を見つけ出すか・・・です。

私の周りで見ていても、できるコンサルほど、世の中の理論(セオリー)どおりにやりません。良い子(教科書通り)ではないのです。では、彼(彼女)らはどうしているのかというと、理論の底辺に流れている本質を理解していて、自分の中で、今回のケースではこうすべきと再構築をしている(らしい)のです。

●本質を見つけるには?

「自分で考える」、特に想像することは大事です。最高なのは、頭の中で、図をぐりぐり動かせることだと思います。物理の世界では「思考実験」と呼んだりもするそうですが、頭の中で実験するのは、本質把握や理論を作る良い練習になります。想像した内容が外れても良く、それを確認して、次回以降の予想の精度が上がればOKです。

「思考実験」ではなく、ホワイトボードやパワーポイントなどに図で書くのもお勧めです。図で書けるということは、アーキテクチャや動作を理解しているということでもあります。書いている途中で、「あれ? ここどうなんだっけ?」と気がつくことがありますが、それは理解していなかったということです。

100文字以内(何文字でもいいんですけど)で、”要約する”という練習もお勧めです。本質以外を切り捨てる練習になるからです。IT業界の人は、どうしても正確に伝えたいと思い、詳細を捨てきれない人が多いです。でも、理解してもらうことを優先するには、本質以外を切り捨てる説明方法も大事です。その練習をしていると、本質を把握する練習ともなります。先生をしていると嫌でも学ぶスキルです。

コピーライターの方に、「コピーライティングはどう練習すればよいですか?」と聞いた答えですが、あるモノの”他との違い”や”売り”をひたすら書き出すそうです。たとえば、あるもの(例:あるバッグとかある傘とか)。1つについて50本、100本書き出す。そしてその共通の軸を探すそうです。書き出したもの1つ1つは扇の先端に相当すると考え、その共通の軸を探すと扇の”要”がわかる。それがそのモノの本質だそうです。

コンサルタントがビジネスやプロジェクトの分析をする場合、会社を動かしている、もしくはプロジェクトでもっとも大事なこと1つを挙げるということをします。たくさん挙げれば良いと思いがちですが、そうではなく、本質は1つ(もしくは少数)挙げるのがポイントです(例外もありますが)。

文章を書くのもお勧めです。大学入試の小論文やブログなどが例です。


●現場から見つける

そもそも光る原石を発見しなければならない、というケースもあります。たとえば、マーケティングです。ある有名なマーケッターから教えてもらったのですが、現場での成功例を見つけ出し、それを横展開するのだそうです。やっぱり現場を見て、「これは!」というものを掘り起こすのだそうです。

現場での問題点の探し方は、どうすると思いますか? ヒアリングでしょうか? インタビューでしょうか? 確かにそれらも必要なことだと思います。でも、現場を知っているのは、現場の人が一番なわけで、われわれコンサルタントはあくまで第三者です。お勧めは、用意した質問に答えてもらうのではなく、率直に現場のキーマン何人かで議論してもらうことです。そこで現場の諸々の課題から、本質を抜き出すことです。それが本来のモデリング(の1つ)なんだと思います。

現場の人にヒアリングする場合、もしくは観察して問題点を見つける場合には、ギャップやコンフリクトを見つけることがお勧めです。コンサルはギャップを見つけて、効率よく解消するのが仕事だと思います(費用対効果が大きいです)。

現場へのヒアリングやアンケートについては、裏取りは必須です。これは嘘を言っているというわけではなく、同じ事実に対して、違うレッテルを貼っているケースが多いためです。特に違う立場の人、役職が違う人に聞くのが有効です。こうやって多面的にとらえると、間違った答えを避けやすくなります。

なお、率直に「本質は?」とユーザーに聞くのであれば、ヒアリングの最後がお勧めです。理由は、いろいろとヒアリングした結果、ヒアリング対象者の頭の中に、多数の課題が浮かんでいる状態になっていて(いい感じに「ごった煮」になっていて)、本質をひらめきやすい状態になっているのが、ヒアリングの最後だからです。

ミーティングやヒアリングの最後に、「何か私が聞き忘れたこと、もしくは言いたいことはありませんか?」と聞くのもお勧めです。この最後の機会における”自由発言”が本質を示していることが多いためです。


●有名なITコンサルタントはどうやっている?

有名なITコンサルタントである、ワインバーグの著作「コンサルタントの秘密」では、「そこにないものを見る法」として、次のものたちが紹介されています。P83-P93です。
・類似性を探す
・極限値に変えてみる
・境界線のそとに目を向ける
・説明の顔をしたアリバイに注目
・不調和の洞察
・異文化を調べる
・洗濯物リスト(要はチェックリスト)を使う
・ほかの人を利用する(「私は何を見落としているのでしょうか」と質問する)

”考える”が苦手な方には、「スーパーエンジニアへの道」や上記「コンサルタントの秘密」の前半を読んでみることをお勧めします。私の経験ですが、この本達を読んだあとは、しばらくの間、いろいろと考えるようになるからです。そこがこの本達の凄いところです。


五月雨のように本質の見つけ方を羅列しましたが、この中のどれか1つでも参考になればと思います。
#「五月雨でなく、1つに絞れ」と言わないでくださいね。今回は道具(引き出し)の紹介ですから^^
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[ 2009/08/26 23:39 ] コンサル手法 | TB(0) | CM(2)

コンサルティングのマッチポンプ

マッチポンプという表現はご存じですか?
火をつけて自分で消すわけです。あれもやらなければいけない、これもやらなければいけないといって、危機感をあおり、火を消すために自分を雇いましょう(もしくは消してみせました)というやり方のことを言います。

一例として、SOX法やセキュリティベンダーのアセスを受けるとそういう思いをするかと思います。私の考えでは、これは、建前を全面に出さざるを得ないコンサル分野や、成長途中のコンサルタントで見られる・・と思います(あくまで私の考えです)。

私の思う、一流のコンサルは、必要なことは「こういう理由でここは割り切りましょうと言う(もしくは割り切るというオプションがありますと提示)する」コンサルです

つまり、以下のような段階があると思っています。

初心者            中級               一流(円熟)
あまりSEと変わらない  あれもこれもやらなきゃ  (全体を俯瞰して)これは割り切りましょうよ

私の知り合い(社外)と話をしていて、この日本人の体質(大騒ぎ)が金融機関の手数料高を招いていて、結局、消費者にツケがきているよね。という見解にいたりました。

新聞のニュースを見ていても、「正直言って、そこまでの完璧さは要らないじゃん」と思うような報道もあります。「そこでみんな叩くから、高いコストになるんだよ」と思います。
いち利用者として、寛容(あまり騒がない)のも大事だと思いました。
[ 2009/06/10 23:57 ] コンサル手法 | TB(0) | CM(0)

コンサルタントであるとは、お客様との関係のことを言う? 皆様とお客様との関係はどうでしょうか?

前回、「若手コンサルタントが簡単に前言撤回するようなことをしてはイカン」と書きました。その理由は、コンサルタントとして不安に思われるという主旨でした。今回は、「力とは関係である」という話(※)から始まって、コンサルタントとお客様との1つの関係、ITエンジニアとお客様との関係について、ちょっと書いてみたいと思います。

※ワインバーグ著「スーパーエンジニアへの道」の第14章に書いてあるので、興味ある方は原書もどうぞ。

意外かもしれませんが、あるお客様で絶大な評価を得たITコンサルタントが他の顧客でも高評価を得るとは限りません。相性と言ってしまえば簡単ですが、ITスキルやコンサルスキルは変わらないはずで、本人が手を抜いているわけでもありません。

●力って関係です。

そのような時、「力を発揮しにくい関係になっている」というケースがあります。力を発揮しやすい関係とは、どのようなものでしょうか? そもそも技術の力ってなんでしょうか? 「スーパーエンジニアへの道」にも書いてありますが、多くのITエンジニアは、いかにITを知っているか、それが力だと思っています。もう1つの答えは役職が高い(もしくは権力がある)だと思います。
しかし、ITを知っていても、関係ない分野ならお客様は興味が無いでしょう。ITを深く知っていてもマネージャに昇進したら、あまり価値は無いでしょう。それよりはマネージメントを知っている方が良いですよね。それと、役職が高い人でも、土日はただの人です。役職が高いということ自体に意味があるわけではありませんよね。それらはあくまでも「必要とされる場合に」価値があるものです

仮に、Aさんが神様みたいなプログラマーだとします。同じプログラマーから見ると、それは力かもしれません。もう少し考えると、神業を必要とするようなプロジェクトにおいてや、自分も上達したいプログラマーから見ると尊敬に値すると思います。でも、明日はどうでもいいやと思っているプログラマーは尊敬しないでしょう。

ということで、評価を得るためには、顧客や周りとの”関係”が重要です

●コンサルタントとしての関係を築く

技術アドバイスのコンサルタントは、知識や経験を売るお仕事です(最近はシステム構築を専門とするコンサルタントも居ますし、重要ですが、ここでは除いて考えます)。「この人の知識や経験、やってくれることは僕らにとって大事だ」と思ってもらえれば、大抵、現場はスムーズに回り始めます。
この関係を作るのが、実は肝だったりします。若く見えたり、おどおどしてたり、経験不足に見えたり、お客様が「作業してよ」というマインドでいると、「期待通りのパフォーマンスじゃないね」と言われやすいのです。

ということで、最初に「おっ、こいつはすげえ。大丈夫だ」もしくは「経験豊富そうだね。安心できるよ」と思わせることも、関係づくりの大事な作業です。

コンサルタントって、「語るべき何か」があって始めて、コンサルタントだと思うので、専門分野などの何かに精通していることは大事だと思いますけど、それだけでは現場で活躍できないと思います。一部のコンサルタントはそれを理解していて、お客様の心の中に「コンサルタントとはこういうものだ」というイメージを作れる人が居ます。そういう人は見ていて「プロだなあ」と思います。

●別に技術アドバイスのコンサルタントじゃなくても

話はITエンジニア(ITに限らずもっと広く)で共通のはずです。どんなに技術力があっても、関係が適切でなれば、力は発揮できないはずです。
能力はあるはずのチームで、かつお客様も意地悪ではない、でもうまくいっていない場合には、”能力”や”お客様”を疑わずに、”関係”を疑ってみてはいかがでしょうか? 

たぶんキーワードは、前述の本にも書いてある「あなた(お客様、本人、部下、上司・・・)が本当にほしいものは何?」だと思います。
※原著では「あなたが本当にほしいものは何?」です。

P.S. 最近は、本当に欲しいものは(少なくともお客様の言い分が)”安さ”だったりするのがつらいところですよね^^; 安さ以外の価値を認めてくれるお客様のところで仕事をしたいものです。

[ 2009/05/10 23:14 ] コンサル手法 | TB(0) | CM(0)

若手コンサルタントの会話をきいて思った、コンサルに必要なこと

先日、部のメンバーでお酒を飲んでいたところ、次のような話になりました。
以下、若手(Aくん)と管理職(Bさん)の会話イメージ。
A「僕、XXできるんです。お任せください!」
B「本当かぁ?」
A (管理職から言われたので、あっさりと前言を翻し)「すみません。・・・」

コンサルって、知恵と経験を売る仕事でもあります。そのため、発言は重要です。ツッこまれて、あっさり意見を取り下げるようでは、お客様から不安に思われます。
#今回は上司だからかもしれませんが。 なお、私はBさんではありません。念のため

コンサルタントはきちんと考えた上で、「言いきる」ことが必要です。日頃の勉強は、「言いきる」ために積み重ねるものだと思っています。

とはいえ、返せないこともあるでしょう。そのときは3つの方法がお勧めです。1つは、「質問で返す」です。「XXXって出来る?」と聞かれたら、「XXXって具体的には何ですか?」などと返します。そうやって、そもそもの課題について理解を深めたり、考える余裕を作ります。なお、質問に質問を返すと、かしこく見えるという副次効果もあります。

「それは何のためですか?」と聞くのも手です。出てきた質問に答えられなくても、そもそもの課題には答えられるかもしれないからです。より根本的な課題に応えることを目指しましょう。

次は、「XXXって出来る?」と聞かれたら、「XXXという前提ならできます」という具合に、前提などを置く方法です。これは、ワインバーグさんの「コンサルタントの秘密」に書かれている「オレンジジューステスト」と同じで、全否定するのではなく、前提などを出しながら着地点を見つけるという方法です。これも「こいつやるな!」と思わせる対応の1つです。

最後の3つについては、コンサル以外の方にもお勧めです。ぜひ、身につけましょう!!
[ 2009/05/06 23:25 ] コンサル手法 | TB(0) | CM(0)

コンサルタントについて諸々 その2

次回に続き、今回もコンサルタント(主にITコンサルタント)について、日ごろ思っていることを書いてみたいと思います。

●コンサルタントの手足を縛るのは、お互いに不幸

いくつかの現場において、現場マネージャがコンサルタントを信頼できず、「こっちのいう作業項目だけ、言われた範囲の工数でやるように」と言ってきた現場があります。結果、お互いに不幸(不満が溜まった)ことがあります

コンサルタントは、大きな成果を出すべく、ギャップやソリューションを探します。最初から何が答えかなんて分かりません。ということは、自由に動けないと成果が出にくいのです。こちらは「お客様のコンサルの使い方が悪いな」と思い、お客様は「単価が高いのに、大した成果は出てない」と思ってしまいます。

こういうお客様には、スタイルを変えるようお願いしますが、ご理解いただけないときは、お付き合いすべきではないのかなと私は感じてしまいます。

●技術アドバイスのコンサルタントは、ときには一歩引くことも必要

技術アドバイスのコンサルタントとして、ある程度の力を持ってくると、以前のブログ(「コンサルティングを受ける際の必要条件、コンサルタントのあるべき姿」)で書いた「こうあるべき」がきちんと言えるようになります。すると、次の壁が待っています。それは「一歩引くべきなのに一歩引かない」ことです。

コンサルタントの目的は、作業することではありません。お客様の力で結果が出るようにすることです。そのためには、お客様を立てるために、一歩引かないといけない場面が出てくるのです

優秀であればあるほど、そのコンサルタントは頼られます。すると、本来は責任範疇でないところまで、影響を持ってしまいます。また、「XXXさんが、言っていたから」という理由で、お客様が考えなくなってしまいます。さらには、”自発的に動かない”という状態になることもあります。これはコンサルタントがゴールとして描くお客様の姿では無いはずです。コンサルタントとして上級になってきたら、この「一歩引く」を考えてみてください。
[ 2009/02/11 23:45 ] コンサル手法 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

odakeiji

Author:odakeiji
小田圭二 日本オラクルのテクノロジーソリューションコンサルティング統括本部においてデータベースのコンサルタントをしている。今までのキャリアでは、社内教育部隊で、データベースやOS、ネットワークを教える経験を5年ほど積んだり、コンサル部門で主にDB(インフラ含む)のコンサルを10年程度経験した。また、コンサルタントとして、主に大規模ミッションクリティカルシステムを担当。社内では”火消し”とも呼ばれ、システムトラブルの火消しをいくつも担当していたこともある。
ポリシーは、「OracleもOS上で動くアプリケーションにすぎない。だから、OS、ストレージ、ネットワークを学ぶべき。アーキテクチャから考えろ」。
スキル面の興味は、アーキテクチャ、DBA、インフラ技術、教育、コンサル手法など。
本ブログのポリシーは「週に1回、DBAやインフラ担当者の役に立つ記事を書きたい」です(守れるだけ、守りたい・・・・)
なお、本ブログにおいて示されている見解は、私自身の見解であって、オラクルの見解を必ずしも反映したものではありません。ご了承ください。

私の主な著書の紹介です。もしよかったら、お役立てください。他にもオライリーなどがあります

●「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク データベースはこう使っている」小田圭二 著
私のポリシーである”DBMSもOSの動くアプリケーションに過ぎない”に基づいて、OSとDBMSの関係、ストレージとDBMSの関係、ネットワークとDBMSの関係、を解説した珍しい書籍です。DBを学んでひと段落したら、DB使いもインフラ全体を意識しなければなりませんが、そのような人にお勧めです。企業ユーザー向けのIT本としては、2008年度翔泳社No1だとか(最後は出版社談)。

●「絵で見てわかるOracleの仕組み」 小田圭二 著
教育に携わる者としての私の思い「丸暗記するな。アーキテクチャを知るべき。絵で説明すべき」を具体化した、Oracleの入門書です。Oracle初心者向きですが、Oracleの基礎となる部分の動きを解説しているため、バージョンに依存せずに何年先でも使えます。逆に、本書の内容を理解せずに、ひたすら丸暗記すると応用力が身につきません。この本を読むだけで何かできるようになるわけではありませんが、アーキテクチャを身につけて、本当の技術力を身につける第一歩として欲しいと思っています。

●「44のアンチパターンに学ぶDBシステム」 小田圭二 著
本書は、企業のDBシステムの設計/構築から運用管理、プロジェクト管理までの各フェーズにおけるトラブル(失敗)事例について、アンチパターン(べからず集)とその回避策/防止策として解説するものです。チェックリストとして使っていただいても構いません。分かっていてもアンチパターンは避けられないことも多いものです(政治とか)。そういう方には、同じ仲間は多いのだなと再認識していただくための一服の清涼剤としていただければと思います。

●「門外不出のOracle現場ワザ」 小田圭二 他 著
一番最初に出た本です。結構とがった内容を扱っています。
・パフォーマンス分析の考え方(私の担当)
・性能テストや障害テストの仕方、設計の注意点(主に私が執筆)
・コストベースオプティマイザ(10gベース)のアーキテクチャ
・コネクションプーリング
最新のOracleの内容は含んでいませんが、今でも性能の考え方やオプティマイザの考え方は使えるはずです。オプティマイザをここまで解説している本を私は知りません。

●「続・門外不出のOracle現場ワザ」 小田圭二 他 著
「続」の名前の通り、次に出た本です。ちょっと尖り過ぎたかもしれません^^; でも本当に使う内容を選んだつもりです。一流になりたい・他の人と差をつけたい人にお勧めでしょうか。
・性能の良いSQLの書き方
・文字化けの仕組み
・障害(特に性能やハング)の分析・対応方法(私が執筆)
・障害をリアルタイムに分析・対処する方法(私が執筆)
・オプティマイザの使い方ノウハウ
・アップグレードのノウハウ

●「データベース」小田圭二 他 著
私にしては堅い本です。なんせ、共同執筆者が大御所の國友義久先生です。階層型DBMS、ネットワーク型DBMS、リレーショナル型DBMS、XMLDBMS、OO(オブジェクト指向)DBMS、DBMSの持つ機能、DBMSのセキュリティ、データベースの著作権、監査、モデリング、正規化といった内容を網羅しており、深い記述は無いものの、DB技術全体を抑えるのに向いている一冊です。ある程度技術力がついたエンジニアの方が、DB全体を振り返りたい(勉強したい)というときの最初の1冊としてお勧めです。



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